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◆「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」設立記者会見 [動画書き起こし要約]


「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」設立記者会見 2012.5.25 (約1時間)

細川護熙 理事長 「震災からもう1年数ヶ月になるわけですが、被災地ではいまだにがれきの処理に非常に苦慮しておられます。がれきをなんとかしないとなかなか復興が進まないわけですが、まあ連日のように報道されておりますようになかなかこれが厄介で前に進まないという状況ですが、
がれきを厄介者扱いするのではなくて、これを復興のために有効な資源として、あまり遠くに持ってたりするのではなくて、がれきの置かれているそれぞれの近くの所で有効に活用していくしか、有効な手立てはないのではないか?というのが、宮脇さんと私と始めからお話しているテーマでありまして、ちょうど2ヶ月前からそういうお話を始めました。

そして今日、ここに並んでいただいているような設立発起人の方々とお話をいたしまして、『瓦礫を活かす森の長城プロジェクト』と、-長城というのは万里の長城の長城でございますが-そういうものを立ち上げようと、財団法人ではございますが、立ち上げたところですが、今日2時半から設立総会をいたしまして、ようやくスタート台に立ったというところでございます。



5月25日に行われた「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」設立記者会見 の動画書き起こしをしました。
動画が約一時間と大変長く一部省略していますため、全体の内容は動画を見ていただきたいと思います。
(書き起こし本文は「続きを読む」以下より[敬称略])

5月以降、鹿島JVの二重カウント問題など、がれきに関する状況も流動的ですが、
この動画から読み取れることもたくさんあると思います。

この記者会見の時点では、プロジェクトメンバーは放射性物質についてあまり深刻に捉えていないように感じました。
それでも「燃やしても物質は無くならない、燃やしてはいけない」というスタンスには賛同します。
被災地であっても、がれきは燃やしてはいけないと思います。
放射性物質を含む有害物質ができるだけ漏れ出さない、そういう方法が検討され、
燃やして大気中に拡散させるのはなく、地下に封印できるのならそうしてほしいです。

前回の記事「瓦礫を活用し本物の森をつくり防波堤を築く方法 [動画書き起し]」でコメントしたように、
「放射性物質を含むがれきを拡散してはいけない」という国際社会では当たり前の考えが、
なぜ、一般の人々に広まらないのか?と考えてきました。
広告代理店の「絆キャンペーン」は人々の心に響くのに、がれきを心配する人の言葉が響かないのはなぜなのか。

2本の動画の書き起こしをしてみて気がついたのは、2つの大きな違いです。

「日本人の絆」のように、誰にでもわかる言葉を使っているかどうか
相手に共感してもらえる言葉を使っているかどうか


シーベルトとベクレルの区別もつかない、科学的なことが苦手な人たちに、
「8000bq/kgの根拠は」とか、「バグフィルターでガス化したセシウムが取れるのは何%か」とか、
いきなり専門的なことを言ってもわかりません。
わからない人たちに、「そんなことも知らないなんて信じられない!!」という態度をとっていなかったか。

お金や利権ののためには、被災地の住民もがれき受け入れ自治体の住民もどうなってもいい
がれきを燃やせば国会議員や首相になれるんだ!
というような権力者には厳しい態度を示さなくてはいけないでしょう。
でも、一般の人たちに対しても知らずに同じような態度をとっていたのかも。

そして「がれきをゴミと呼んでほしくない」気持ちは被災者にしかわからなかったのに、
被災した方々の気持ちを「わかったつもり」になっていなかっただろうか?

書き起こし作業をやってみて、そういうことがいくつか見えてきたように思います。
映像や音声では聞き流してしまうようなことも、文字にするといろいろ見えてきます。

意見が違う、気に食わないなどの理由で耳をふさぐのではなく、
耳障りの悪い意見にも耳を傾けていれば、気がつくことも出てくると思います。



■がれきの置かれているそれぞれの近くの所で有効に活用していくしか、有効な手立てはないのではないか?

 細川護熙 理事長 「震災からもう1年数ヶ月になるわけですが、被災地ではいまだにがれきの処理に非常に苦慮しておられます。がれきをなんとかしないとなかなか復興が進まないわけですが、まあ連日のように報道されておりますようになかなかこれが厄介で前に進まないという状況ですが、
 がれきを厄介者扱いするのではなくて、これを復興のために有効な資源として、あまり遠くに持ってたりするのではなくて、がれきの置かれているそれぞれの近くの所で有効に活用していくしか、有効な手立てはないのではないか?というのが、宮脇さんと私と始めからお話しているテーマでありまして、ちょうど2ヶ月前からそういうお話を始めました。
 そして今日、ここに並んでいただいているような設立発起人の方々とお話をいたしまして、『瓦礫を活かす森の長城プロジェクト』と、-長城というのは万里の長城の長城でございますが-そういうものを立ち上げようと、財団法人ではございますが、立ち上げたところですが、今日2時半から設立総会をいたしまして、ようやくスタート台に立ったというところでございます。

(中略)

 このプロジェクトは東日本の海岸沿いに300kmに渡って、がれきを生かした、がれきと土を混ぜてですね、
幅30~100mぐらいのほっこりとしたマウンドを築いて、そこにその土地その土地の植生のシイとかタブとかカシとか、13・4種類くらいのそういう木を植えていくと。
もちろんがれきの中の毒性のあるものは排除していかなくてはならないですが、がれきの90%以上は流木であるとか、廃材であるとか、家の土台であるコンクリートとか、レンガとかそういうものなので、
出来るだけ深い穴(2mくらいの)を掘って、掘った土とがれきを混ぜてほっこらとしたマウンドを造っていくと、
大体高さ20mくらいのものだと思いますが、そのマウンドに今申し上げたような種類の木を植えていくというものです。
 がれきというのは、20mのマウンドを作りますとそこを空気がよく通るわけですね。ですから非常に木の成長も早いわけですし、しかもその松とか杉とかと違って今申し上げたような常緑の昭葉樹の木、特にタブなんていう木はその中でも一番中心になる木かと思いますが、直根性の木で非常に深く根を張って5,6mは入っていくということでありますから、今度の震災でも多くの地域でタブは生き残りました。
 その写真がずいぶんいろいろなニュースに出ておりますが、こういうものを中心にして、これからぜひそういうマウンドをしっかりしたものを作っていこう、それを密植して植えていくということで、これからは20年もすればそれが立派な森になって防波堤の役割をしていくだろうと期待をしているところです。

 がれきを埋め立てなどに利用するというのはあまり目新しいことではなくて、関東大震災でも何回か報じられたこともありますけども、横浜の山下公園などは震災の瓦礫を活用してああいう立派な公園が出来ました。
 ヨーロッパではずいぶん例があるそうで、たとえばオランダとかドイツとかいろんなところにそういう例がありますが、ドイツのミュンヘンでもあるいはベルリンでも、ベルリンなんかほんとに立派な森がありますが、あの森も第二次大戦の時の震災の建物の壊れた瓦礫とかですね、あるいは戦車などまでもその下に埋められていると、それであんなに立派な森ができているということですが、ぜひそういうことも参考にして日本でもそうした瓦礫を活かした森作りというのが進んでいくならば、ほんとにこれは一石二鳥と申しますか、非常に意味のあることではないかとそう思っています。

 私達はこの「森の長城プロジェクト」というものを、今後10年間に約9千万本を植えていこうという、壮大な遠大な計画を練っているわけではございますが、どんぐり拾いから始まってポッド苗に至るまで、
 子供からお年寄りまでそれぞれが鎮魂の想いを込めて植樹をしていくというのは、まさに国民総参加のプロジェクトになりうるのではないかと思っています。

(中略)

 震災から立ち上がっていく日本のまさにシンボル的な事業といいますか、ほんとに後世に残る歴史的な事業になるんじゃないかと確信しているところでございます。
皆様方にもどうぞひとつご理解をいただき、今後サポートしていただけたら大変心強いと思っています。どうぞよろしくお願いします」


■たとえば南北300km、幅100mで高さ22mのがれきと掘った土と混ぜたマウンドを作りますと、いま大騒ぎしているがれきは、たった4.8%にしかならないんです、すべてのマウンドの。

 宮脇昭 副理事長 「ただいま細川理事長からお話がございましたように、人類の歴史を見る時に必ず復古版(?)というような大変な大変改、大危機があったわけです。
 愚かな生き物は絶滅してますが、危機をチャンスとして40億年の地球の命の歴史、人類が出てから5百万年ここまで我々は進化してきたわけです。
 で、この不幸な東日本大震災で、最高の科学技術であらゆる予測をし、そして釜石なんかでは63mのほんとにギネスブックに出るようなハードなコンクリの防潮堤作られましたけども、いわゆる予測を超えたという、しかも必ず襲う大震災、大津波によって、もっとも大事な2万人近い人の命を失ったわけです。
 私たちは初めて命の尊さ、儚さ、素晴らしさを嫌でも体得させられています。

 この不幸な危機をチャンスとして、これから次の氷河期が来ると予測される9千年はもつような、何があっても生き残り、そして地域の経済と共生し、資源のない日本が世界の人は少しは補助してくれたけど、我々は海外に行きましてもある意味では冷静な目で見ています。
 資源の少ない日本がこの危機をどのようにダメになるかあるいは危機をチャンスに発展するか。

 私たちは世界で唯一、新しい街づくりには4千年来鎮守の森を作ってきました。
 このノウハウとまだ不十分ですが命と環境の相互科学、植物生態学、エコロジーを総合して、今、細川理事長が申しました通り、国家プロジェクト、一億人の国民運動として、ぜひマスメディアの皆さんと共に引き算しないで、あの大騒ぎしているがれきこそ、エコロジカルにはかけがえのない地球資源なんです。
 毒は排除する使えるものは使う、我々が現地調査に何回もやりますと、今晩も出かけますけども、ほとんどはそこで人が住んでいた亡くなった人のあるいは生き延びた人の思い出が残ってる家具や、あるいは柱や土台のコンクリです。
 それをすべて48年にできたいわゆる法律によりまして、なんでも当時はほんとに農薬の垂れ流しでドジョウもタニシも育たない頃作られたその条例法律によって、すべてを木質は焼けというのはおかしいんじゃないか、焼けば炭酸ガスは50%は温暖化の環境になるわけです。

 私たちが、我々国交省のOBの皆さんと計算しますと、たとえば南北300km、幅100mで高さ22mのがれきと掘った土と混ぜたマウンドを作りますと、いま大騒ぎしているがれきは、たった4.8%にしかならないんです、すべてのマウンドの。
 植物の根は息をしています、一番大事なのはエアレーション幸いにも土と混ぜてほっこりと盛りますと、この根が充満してる、300円か200円のポッド苗を植えますと、植えた瞬間に根が張りまして、だいたい2,3年で2,3mになりますと、あとは1year1m、20年くらいで育ちます。あとは横に太りますけど。
 私の今まで60年間、国内海外1,700ヵ所で、4千万本以上の先見性を持った企業や行政やマスメディアの皆さんと植えたこのノウハウとを結集しまして、ぜひこの細川先生を中心とする今日いらっしゃって下さってるこの役員の皆さんと共に、私たちが黒子になって、国家プロジェクトとしておやりになるものを、あるいは私たち一人一人が自分のため、自分の愛する人のため、あなたのかけがえのない遺伝子を未来に残すため緑の褥(しとね)としての本物の森を作っていただきたい。
 今ならできる、今しかできないことでございますから、がれきを使って何があっても、少なくとも次の氷河期まで9千年もつような。

 もうひとつ大事なことはどうせ(木が)大きくなったら死ぬんですから、このあいだも林野庁で稲川長官なんかのところでお話承りますと、スギノキ、松の針葉樹だけじゃなしに広葉樹のケヤキでも、大きくなったものは今でも1千万円で売れるといわれます。
 したがって、ヨーロッパが輸入している家具なんかみんな広葉樹ですから、土地本来の主木の、何を植えてもいいんじゃない、本物とは厳しい環境で長持ちします。

 大槌町の北まで我々現地調査すると日本文化の原点といわれるタブノキであります-浜離宮、芝離宮に250年前に植えられたのが、今でも東京砂漠の緑のオアシスになっています-アカガシ、ウラジロガシ、シラカシ、シイ。仙台平野から西はイタジイとかスダジイとか呼ぶシイ、シイ、カシを中心にして、深根性直根性で冬は緑で常緑の緑の壁を作って、火事に対しても地震に対しても、津波にも耐えるというものを、
『さすが平成の日本人は危機をチャンスにして助けてくれた。我々が何があっても生き残れるものを作ってくれた』
というものを、ぜひ皆さんのご支援によって、国民運動として、私のため、あなたのため、あなたの愛する人のため、できるところからやっていくと、
それが点から線、線から帯で300km、3800kmの日本列島、アジアに、世界に発信していければと願っているわけです。よろしくお願いいたします」


行政との兼ね合いについて

 細川 「先ほど申し上げたように、国は林野庁が主体となってやるということなんですが、数日前に発表されましたように今度の震災で罹災した140kmに渡ってですね、海岸保全林というものを復旧していくと。その中の50kmは本年度中にやるということをすでに発表しておられます。
 で、私どもはそこと表裏一体となって連携して、昨日も実は林野庁の方といろいろ打ち合わせをさせていただいたのですが、いくつかの民間団体がですね、そうした植栽について手を上げておられるところもあるようなので、私たちもその中のひとつとして協定を結んでですね、林野庁と協定を結んで『この場所のこれだけの広さの所はひとつあなたのところで植栽をしてくれ』とその代わりあとで地盤沈下したり、そういったいろんなことが起こらないためにしっかりした協定を結んでやりましょうといった形で進めていこうというお話でしたから、たぶんそういった形で今後いろいろなことが進んでいくんだろうと思います」

予算や人手について

 細川 「予算についてはですね、私どもは公共事業についてはですね、土を掘ってがれきを埋めるというような、ブルドーザーを使ってやるようなことはとてもできませんので、それは国なり自治体なり、あるいは企業なり、そうしたところがやっていただくことになると思います。
 私たちはあくまで植栽というところでですね、それを中心に、あるいは植栽のノウハウというものを、マウンドを作っていくノウハウについて、そういうことを徹底させていく知らしめていくそういうことで、私たちの活動を中心においていきたいと思っております」

がれきを使う植林のプラス要因について

 宮脇 「非常に大事なことでございまして、根は息をしているわけです。たとえば皆さんが東京なんかで5万円で5mの木をつっかえ棒をして植えて頭が枯れていっているのがあります。ま、一年保障ですから、植木屋さんはいいようなものですけどそれはなぜか?
 空気は1000分の400酸素があります、水は1000分の4しかないわけです。ですから不透水層ができたり溜まり水で、70時間以上陸上の木の根が水に浸かると溜まり水で酸欠で根が腐ります。残った根で吸った水分と地上部から蒸散する水分のバランスとらなきゃ死にますから、自分で頭を枯らして生き延びようとしているわけです。
幸いにももし粘土質であると、ご承知のように8m毛細管現象で水が上がるわけです。生物社会、多すぎることは少なすぎることより問題が-ま、人間もそうですけど-厳しいわけです。
 したがってがれきを入れますとその毛細管現象が切られます。隙間があります、隙間は酸素があります。特に今まで私ブラジルアマゾンなんかで、いわゆる木材なんかを取って廃材が焼かれていたのを91年頃から全部土に混ぜましてマウンドを築いて植えたのがウラズミ全権大使なんかと91年に植えたのがもう30m以上の森になってます。
根は息をしてます、隙間が必要なんです。ですからできるだけがれきを入れまして、隙間を。今回の(がれき)を見ますと、たとえばコンクリのはずれなんかは根が抱いてるわけです。したがって津波でもちゃんと残ってるわけです。
 したがってがれきというか植物は養分よりも金魚もそうですけど息をしてる、酸素が大事なんです。そのへんが無視されていますから、がれきを入れて隙間ができて、ゆっくり分解されて養分になって、森が大きくなると同時にその隙間にまた根が入りまして、深く。しかも分解できないものは抱きますから、生き延びて本物の森ができるわけです」

毒を含むがれきについて

 宮脇 「毒は当然排除しなくてはいけません。たとえばドイツのハンブルグなんかで1958年、私が最初に招かれていってた頃なんかは、ハンブルグ市長なんかがエルベ岸沿いに戦争瓦礫を全部入れてマウンドを築いて、ドイツは森の富士山を作るとかおっしゃってた、いろんな物が入ってるんでどうしますかと言ったら、『危ないものはもちろん排除して、ビニールに包んで一番底に入れておきます。50年経ったらもちろん穴が開いてきます、それまでには地球の上でできたものだからなんとかなるだろう』とおっしゃってます。
 そりゃ、あるいは必ずしも科学的でないかもしれませんが、線量であってもいろんなものでも時間が経てば落ち着きます。だからできるだけ危ないものは除去します。どうしても現代の不十分な科学技術ではわからないものでもそれはできるだけ底のほうに、コンクリで包むなり太いビニールで包むなり、その上にできるだけ高いマウンドを築いていただければと思います」


■「ガレキとかゴミとか言うのはやめてくれ」と、「ここの地元の人にとってはこれは財産なんです」その通りだと思います。

 倉本聴 評議員 「このところ騒がれているがれきという問題です。3.11の直後にボランティアの方々が瓦礫の整理に参集されたときに、ボランティアのリーダーがその日集まった人たちのために言ってた言葉が、僕すごく耳に残ってます。『ガレキとかゴミとか言うのはやめてくれ』と、『ここの地元の人にとってはこれは財産なんです』その通りだと思います。あのがれきと言われるモノの中には、まだローンを払いきれてない家もあるだろうし、代々何年も経って家族の歴史が染み付いた木材もいっぱいあると思います。
 それらをガレキと言ってゴミ扱いして、そして今、九州にしてもどこにしてもそれを忌避してしまう日本人の心理に対して、僕は非常に憤りを持っています。今回のプロジェクトに僕が一も二もなく賛成したのは、それをその場でもって処理してしまうということです。

 今回のいろんなドキュメントを見ているときにひとつものすごく印象に残ったドキュメントがあったんですけど、津波で海岸林が全部やられた中で、どこで見た映像か覚えてないけど4本ぐらいの木が残ってるんですね。 根っこまで水に洗い流されて根っこが表面に出てるんですけど、根っこの末端がまるで綱が絡むようにお互いの木の根を支えあってるんです。だから4本は残ったわけですね。「絆」っていう言葉はここから来た言葉なのかなという風に思いました。ほんとに根っこの先が綱のようにお互いの木を支えあって残ってました。こういう風なことが僕の中に非常に強くありました。

 僕はいま富良野で自然塾というのを7年ほどやってますが、ゴルフ場の跡地に5万本の木ほど7年で植林しました。植林ていうのは僕らの場合は自然林の中を歩いてそこにある種を拾ってくるところから始めます。採取してくるところから始めます。それを畑に植えて根っこをしっかり出させます。根っこが出て初めて養分を吸って芽が出ます。この過程というのは農業です。それをやることで今すでにこの7年で15mくらいの木の高さになっています。去年初めてナナカマドが種をつけました。種をつけますと今度は自然に種をまいてくれます。そこから天然更新が起きます。そうすると5万本植えた木というのは、たちまちねずみ算的に増えてくるんです。
 ですから僕らの植林というものは自然再生のお手伝いをしているのに過ぎないということは非常にわかりやすいと思います。そういう形で宮脇先生たちの計画が画期的に素晴らしいものだと思います。いろんな形でご協力したいと思います」


■がれきに対する想いというものが被災地の方々の話を聞き、実際に会って一緒に時間を過ごしていくと、「これはただゴミではないぞ」ということがほんとに痛いほどわかります。

 ロバート・キャンベル 理事 「 (前略) がれきが仮設(住宅)のすぐ近くにあって、できるだけ早くそれを目の前から消し去りたいという想いと、しかしそこにはなにがしか想いといいますか、特に亡くした方々地域の方々、あるいは家族の方々の想いというものがそのがれきの中に染み付いているというので、がれきに対する想いというものが被災地の方々の話を聞き、実際に会って一緒に時間を過ごしていくと、『これはただゴミではないぞ』ということがほんとに痛いほどわかります。

 で、それを今回の細川さん、宮脇さんのプロジェクトというものが、再生、あるいは持続するという、将来、未来のそこに暮らしてる方々の、命、暮らしに直結するものとして、そこに住んでる人たちだけではなくて、各地方でそれこそ国民運動として、この(森の)長城プロジェクトというものを浸透させ、このなかなか300kmというものをずっと綺麗に繋げていくというのは大変なことだと思いますし、それぞれの土地の計画、先程の質問にもありました通り、復興はそれぞれの地域によって違うと思いますけども、
 ただできるだけがれきというものを有効な地球財源として用いて、そしてそれをやはり国民あるいは地域の記憶に留まるものとして用いるということが、カタストロフィ、大きな被災の跡の人々の想いというものをやわらげ、あるいは次世代に繋げていく、記憶というものを繋げていく、大変大きな装置といいましょうか、大変大きな形としてあるものにできるんじゃないかなと思って参加をさせていただきました」




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  1. 2012/08/15(水) 16:36:40|
  2. 大震災と地球環境
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