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西のカナリア

「直ちに影響のないモノ」が降り注ぐ、宝石のように美しかった日本の自然と文化を保存するためのブログ。

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◆都会からの訪問者 後編

隣の土地に訪ねてきたのは、

都会から田舎暮らしのための物件を捜しに来た人でした。

どうやら畑仕事もしたいようです。


しかし前回にも書きましたが、

TVによく出てくる、絵に描いたような田舎暮らしができるほど

ここは広くはありません。

それに周りには高さ15mほどの木々が生い茂っています。

山は木が生い茂っているのが普通ですが。


結局その人物はそこが気に入らず、

小さくても畑があるウチの方を気に入ったらしいです。

その、気に入らなかった理由というのが、


「(樹が茂っていて)うす暗いから


それはまぁ、うす暗いです、ですから。

逆に木がないと、夏暑いし山水が出た時が怖いです。

以前小さな土石流が起こった時は、大騒ぎだったんですから。

(里山の治水についてはこちら


もちろんウチの敷地は売り物ではないので、

その人物は買うのをあきらめて帰っていきました。


その後A氏は、少しでも土地をよく見せようと草刈りをしていました。

あげく、この木(下の写真)を切ろうかという話まで出ました。

$六甲山麓 里山便り ~ トカイナカ な里山で音楽と猫と犬とのスローライフ ~-山道01


この木がないと、誰でも車で勝手に入ってきちゃって、

脱輪したり、停めっぱなしにするから困るんですが。



新たに自然の中に住むということは、

少なくとも自分が住む家の敷地の分だけ、環境を破壊することなんです。

家を建てるのに邪魔な木は切らなくてはならないし、

地面を掘り返す必要も出てくるでしょう。


都会と同じ便利さを求めれば、自然を痛めつけることになります。

それだけの認識や覚悟がある人は、どれだけいるのでしょうか…


トカイナカの小さな里山は、

ちょっとしたことで簡単に壊れてしまうものなのです。


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  1. 2009/12/09(水) 13:01:09|
  2. 里山スローライフ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

1 ■必要以上の開発

ただでさえ土地の狭い沖縄でも、似たようなことが起こっています。
林道を作るだけでも、森林にギャップ(境目)ができ、今まで安定していた環境に必要以上の風当たり、日当たり、乾燥が生じて林縁から木々が枯れてしまうこともあります。
木が枯れると、土が流れやすくなり、土砂崩れや赤土流出が起きてしまいます。それぞれが「持続可能な社会」を考えていくことが必要ですよね。
便利な社会に慣れすぎて、それから抜け出せず、自己家畜化しちゃってますね。
  1. 2009/12/11(金) 23:41:36 |
  2. URL |
  3. kaorin #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

2 ■Re:必要以上の開発

>kaorinさん

山林で無理な開発をすると、必ず影響が出てきますね。
傾斜地の土を支えているのが、樹木だということに関心を持たない人が多すぎます。

「緑豊かな街」という宣伝で売られている住宅地のほとんどが、
森林を切り払い、土を削って丸裸にした土地だというのに。
最近の不況やエコブームで、誰にでも土地を売ってしまうのが心配です。
  1. 2009/12/12(土) 15:43:12 |
  2. URL |
  3. †Elly†@里山暮らしで貴教愛☆ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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